ふうううう…。ツイッターでも、めずらしく予告していた「冒険の旅」リュータver.を無事アップできました。視聴してくださった方、ありがとうございます(*^▽^*)
上が今回のプロジェクトの音楽の全容です。縦軸が各楽器パート、横軸が時間進行で、基本的に動画編集ソフトと変わらないから、わかる人にはわかると思います。
で、初日の結果。
アップ後24時間でおよそ2500再生を達成しました!
それがどうした?と言われたら、これはぼくのチャンネル的には快挙です。
ぼくのチャンネルはゲーム音楽チャンネルとしてスタートしたにも関わらず、チャンネル登録者数が50人を超えて増え始めたのは「ゆっくりドラクエ11」などのゲーム解説動画以降のことです。
2016年はユーチューブにこのような音楽動画をアップと同時に自分のドラクエ10ブログに紹介記事と共にリンクを貼って、アップ後1~3日はそのブログ経由の再生がほとんどでした。
そのころは、だいたい初日が100~300再生でしたね。
初動が大きかったのがたしかDQ2の「遥かなる旅路」(2016年9月)でこれは250再生近くいったのかな?
逆に少なかったのは冒険の書の選択画面でシリーズおなじみの「間奏曲」(2017年2月)で、初日50再生もいかなかった。
その後、「ゆっくりドラクエ11」が好評でチャンネル登録者数が1000に届こうかという段階で公開した「ドラクエ2全曲パイプオルガンストーリー」(2017年7月)が一気に増えて初日800再生。
チャンネル登録者数3000台のときの「DQ4ジプシーダンスでDQ11のさそうおどりに振り付け!」(2017年12月)が初日1200再生で過去最高の出足を記録したわけですが、今回の「冒険の旅」はそれを2倍以上超える出足となりました。
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まあ、初動の大きさがその後の伸びと比例しないのがYoutubeの面白さでもあるのですが(音楽動画で一番伸びて現在7万9千再生のDQ1ラダトーム城パイプオルガンは初動鈍かった…)、この初動の規模がぼくのチャンネルの成長具合のひとつの目安になっています。
もっとも、今でもこの音楽動画をアップするとチャンネル登録者はむしろ減るんだけどねw
これ、意外に思われる方もいるかもしれませんが、新しい動画をアップするとチャンネル登録を解除する方が確実に増えるんです。どんなにいい評判の動画でもそうです。
それでもチャンネル登録者が次第に増えていくのは新しい動画によってチャンネル登録をしてくださる方が、減る数を上回るからなのであって、動画を投稿することが登録解除の引き金になること自体はデータ上、間違いありません。
今回の「冒険の旅」も初動2500再生でしたけど、チャンネル登録者はほとんど増えていない(数人程度)ので、いかにぼくの音楽動画にはチャンネル登録をしてもらえるパワーがないかですね…(>_<)
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でも、音楽動画に関してはまったくあきらめていません。
このバーチャル・オーケストラ音楽部門がいつかチャンネルを大きく支えてくれるようになる…それは50年後になるかもしれないけど。
まだこの音楽投稿をはじめて間もない2016年のとき。フレが喜んでくれて「5曲たまったら寝るときに聴くようにつなげてよ」とまで言ってくれたころ(いまとなっては再生リストでいいじゃん…と思うけど、当時はそこまでの知識が無かった)のこと。
ぼくはフレにこう豪語しました。
「ゲームの攻略情報は少し時間が経ったら価値がなくなる。でも音楽の価値は…いつまでも残る!」
これはその通りだと思う。どっちが上か下かではなく、性質的に情報、とくに常に変化していくオンラインゲームの攻略情報は出版社で言えば読み捨ての雑誌に近いもの。
その一方で、音楽というのは聴き飽きるということはあっても、音楽の価値自体は何年経っても変わらないと思う。
もし、一世を風靡した音楽がいずれその輝きを失うとしたら、それはもともと音楽が純粋に評価されていたのではなく、その音楽のアーティストのファッション性(イケメンとか話題性)で押し上げていた部分がそぎ落とされたに過ぎないわけで。
そういえば2016年当時、ブログのコメント欄でも「5年周期ぐらいでこういうのはブームが来るから、そのときまであきらめずに続けることだね」とアドバイスしてくれた方もいました。
一方で「こんなちょっと変えただけの演奏、誰が聴くと思ってんの」と言ってくる人もいた。
どっちもはげみにしてますよ!
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あとは…すぎやまこういち先生による素晴らしいドラクエの音楽が将来、どのように残るかですね。将来のドラクエ新作でも使い続けられるだろうし、吹奏楽の定番になっているかもしれない…
ちなみに文明人ならば誰もが聴いたことがあるであろうチャイコフスキーの「白鳥の湖(情景)」。
もはや、白鳥の湖のバレエそのものを観る人は本場はともかく日本ではほとんどいないだろうけど(ぼくも当然、みたことない…)、音楽だけが独り歩きして残り続けている。生まれたのは軽く100年以上前、19世紀のことです。