リュータ★ミュージック&ファンタジー

リュータ魂!

YouTube(リュータ /Game & Music Studios)をうp主がまじめに解説した裏ブログです

船出。そして「冒険の旅」よ、永遠に…

ふうううう…。ツイッターでも、めずらしく予告していた「冒険の旅」リュータver.を無事アップできました。視聴してくださった方、ありがとうございます(*^▽^*)

 

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上が今回のプロジェクトの音楽の全容です。縦軸が各楽器パート、横軸が時間進行で、基本的に動画編集ソフトと変わらないから、わかる人にはわかると思います。

 

で、初日の結果。

アップ後24時間でおよそ2500再生を達成しました!

 

それがどうした?と言われたら、これはぼくのチャンネル的には快挙です。

 

ぼくのチャンネルはゲーム音楽チャンネルとしてスタートしたにも関わらず、チャンネル登録者数が50人を超えて増え始めたのは「ゆっくりドラクエ11」などのゲーム解説動画以降のことです。

 

2016年はユーチューブにこのような音楽動画をアップと同時に自分のドラクエ10ブログに紹介記事と共にリンクを貼って、アップ後1~3日はそのブログ経由の再生がほとんどでした。

 

そのころは、だいたい初日が100~300再生でしたね。

 

初動が大きかったのがたしかDQ2の「遥かなる旅路」(2016年9月)でこれは250再生近くいったのかな?

 

逆に少なかったのは冒険の書の選択画面でシリーズおなじみの「間奏曲」(2017年2月)で、初日50再生もいかなかった。

 

その後、「ゆっくりドラクエ11」が好評でチャンネル登録者数が1000に届こうかという段階で公開したドラクエ2全曲パイプオルガンストーリー」(2017年7月)が一気に増えて初日800再生。

 

チャンネル登録者数3000台のときのDQ4ジプシーダンスDQ11のさそうおどりに振り付け!」(2017年12月)が初日1200再生で過去最高の出足を記録したわけですが、今回の「冒険の旅」はそれを2倍以上超える出足となりました。

 

まあ、初動の大きさがその後の伸びと比例しないのがYoutubeの面白さでもあるのですが(音楽動画で一番伸びて現在7万9千再生のDQ1ラダトーム城パイプオルガンは初動鈍かった…)、この初動の規模がぼくのチャンネルの成長具合のひとつの目安になっています。

 

もっとも、今でもこの音楽動画をアップするとチャンネル登録者はむしろ減るんだけどねw

 

これ、意外に思われる方もいるかもしれませんが、新しい動画をアップするとチャンネル登録を解除する方が確実に増えるんです。どんなにいい評判の動画でもそうです。

 

それでもチャンネル登録者が次第に増えていくのは新しい動画によってチャンネル登録をしてくださる方が、減る数を上回るからなのであって、動画を投稿することが登録解除の引き金になること自体はデータ上、間違いありません。

 

今回の「冒険の旅」も初動2500再生でしたけど、チャンネル登録者はほとんど増えていない(数人程度)ので、いかにぼくの音楽動画にはチャンネル登録をしてもらえるパワーがないかですね…(>_<)

 

でも、音楽動画に関してはまったくあきらめていません。

 

このバーチャル・オーケストラ音楽部門がいつかチャンネルを大きく支えてくれるようになる…それは50年後になるかもしれないけど。

 

まだこの音楽投稿をはじめて間もない2016年のとき。フレが喜んでくれて「5曲たまったら寝るときに聴くようにつなげてよ」とまで言ってくれたころ(いまとなっては再生リストでいいじゃん…と思うけど、当時はそこまでの知識が無かった)のこと。

 

ぼくはフレにこう豪語しました。

 

「ゲームの攻略情報は少し時間が経ったら価値がなくなる。でも音楽の価値は…いつまでも残る!」

 

これはその通りだと思う。どっちが上か下かではなく、性質的に情報、とくに常に変化していくオンラインゲームの攻略情報は出版社で言えば読み捨ての雑誌に近いもの。

 

その一方で、音楽というのは聴き飽きるということはあっても、音楽の価値自体は何年経っても変わらないと思う。

 

もし、一世を風靡した音楽がいずれその輝きを失うとしたら、それはもともと音楽が純粋に評価されていたのではなく、その音楽のアーティストのファッション性(イケメンとか話題性)で押し上げていた部分がそぎ落とされたに過ぎないわけで。

 

そういえば2016年当時、ブログのコメント欄でも「5年周期ぐらいでこういうのはブームが来るから、そのときまであきらめずに続けることだね」とアドバイスしてくれた方もいました。

 

一方で「こんなちょっと変えただけの演奏、誰が聴くと思ってんの」と言ってくる人もいた。

 

どっちもはげみにしてますよ!

 

あとは…すぎやまこういち先生による素晴らしいドラクエの音楽が将来、どのように残るかですね。将来のドラクエ新作でも使い続けられるだろうし、吹奏楽の定番になっているかもしれない…

 

ちなみに文明人ならば誰もが聴いたことがあるであろうチャイコフスキーの「白鳥の湖(情景)」。

 

もはや、白鳥の湖のバレエそのものを観る人は本場はともかく日本ではほとんどいないだろうけど(ぼくも当然、みたことない…)、音楽だけが独り歩きして残り続けている。生まれたのは軽く100年以上前、19世紀のことです。

おわび(ドラクエ10プレイヤー座談会の記事パート2の非公開化について)

ついさっき、ドラクエ10座談会に関する2個目の記事をアップしましたが、いろいろ考えた結果、公開をとりやめました。

 

理由は、スクウェア・エニックス社さんに迷惑がかかると思ったことと、内容を不快に思う方が多く出るだろうと思ったからです。

 

実を言うと、書き上げたけど公開していない記事が3本ほど眠っています。理由は同じことです。

 

ぼくは、リアルを語ることよりも、楽しいファンタジー世界を伝えることの方に力を入れていきます。今後もリュータの活動をあたたかく見守ってくださるとうれしいです!

 

正しいDQ10プレイヤー座談会の見方 ~公式ブロガー、公認YouTuberという幻のゴール【その2】

前回のつづき!

公式ブロガー、公式YouTuberという幻のゴール【その1】 - リュータ魂!

 

…なんだけど、実はぼく自身がこのネタ飽きちゃったw

だけど、ドラクエ10の方で開発者を交えての「プレイヤー座談会」もおこなわれたことですし、タイミング的にちょうどいいので、がんばって書きます!

 

まずは、前回のおさらいをドラクエ10の「プレイヤー座談会」を通して書いていきたいと思います。

 

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これに呼ばれた方、おめでとうございます!!

すごいですね。こんな立派なスクエニ本社でドラクエ10開発運営のトップの方々と直に討論できたなんて…

 

でも、ぼくはあなたたちのことを「公認ブロガー」とか「公式プレイヤー」とは認めません!!

 

えっ? ひがんでるのかだって?

 

いえいえ。そうじゃないんです。そもそもやれ「公認」だとか「公式」だなんてスクウェア・エニックス社はひとことも言っていないんです。プレイヤー側の一部が勝手にそういった目で見ているだけで。

 

ただし、スクエニ社は今回の座談会で選んだプレイヤーの方々のことを「インフルエンサー」としてみていることは間違いありません。

 

インフルエンサーとは前回の記事で紹介した通り「他人に影響を与える側の人。とくに他人の購買意思決定に影響を与える人」のことです。

 

そして、ここが前回の記事の本題であり、またややこしいところでもあるのですが、「インフルエンサー=有名人」ではないということです。

 

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実際、今回の座談会に呼ばれた方はブログランキングYouTubeのチャンネル登録者上位の中から順番に選ばれたわけではありません。失礼ながら、必ずしもチャンネル登録者が多いとはいえない方も選ばれています。

 

けっこう応募者が多かった(1000人近く?)ようなので中には「私のほうがブログランキング順位上なのに…」とか「うちのほうがチャンネル登録者多いのに…」と納得いかなかった人もいるのではないでしょうか?

 

結局のところ、この座談会の目的は前回も紹介した上のマクドナルドの記事の中で語られている「正しいインフルエンサーマーケティング」であり、できるだけ有名人を集めてドラクエ10の今を宣伝してもらいましょって企画ではないのです。

 

…なーんて、エラソーな書き方をしていますが、ぼくも偶然このマクドナルドの記事をみつけなかったら、こういった見方はできませんでした。

 

じゃあ、なぜ有名人でなくてもいいのか?

 

マクドナルドの人が言うには、インフルエンサーに期待することはそもそも「広告」ではないからです。

 

広告とするならば、なるべくチャンネル登録者の多い大手ユーチューバーに発信してもらったほうが、当然ながら広告効果はあがる。けれどもいくら有名ユーチューバーと言えども登録者は数十万人~数百万人でしかない。広告効果としてはテレビCMやネット広告のほうが遥かに大きい。これがマクドナルドの言い分です。

 

考えてみれば、ぼく自身、ネット広告やテレビCMは嫌でも目にするけど、有名ユーチューバーの商品紹介動画なんてほとんどみない。それどころか、「お、このゲーム動画興味ある」と思って再生したものがゲーム会社から「提供」を受けているものだとわかった時点で速攻ブラウザバックします。

 

つまりですよ。スクエニ社のドラクエからしたら、テレビCMやネット広告こそが「広告」であって、有名であろうがなかろうがプレイヤー側にスクエニ側から接触して期待するのは「広告」ではないんです。

 

なるほど、スクエニ社のドラクエほど予算のない中小企業の場合、「効果は薄いけど安い広告」として有名ユーチューバーを使うケースはあるかもしれない。けれどもそれは本望ではない。

 

となると、企業がYouTubeツイッター、ブログと言ったソーシャルに期待するものは何なのか?

 

その答えは「信頼」なのでしょう。

 

なるほど、テレビのCMやネット広告を見て「信頼」する人はいないでしょう。そりゃ、広告なのだから自分のことをよく言うに決まっている。他に同類のもっと良い商品があったとしても教えてくれるわけがない。

 

でも、ソーシャルで情報発信している一般のお客さんは違う。その人たちにとっては商品が売れることよりも、自分のフォロワーさんの反応が大事。だから少なくとも信頼度はテレビCMや雑誌の広告といった従来の広告よりも高いのです。

 

なのに、そのソーシャルで情報発信しているインフルエンサーを「公認」してしまったらどうなりますか??

 

もうおわかりですよね。公認してしまったら最後、それは「広告」に成り下がり、「信頼度」が一気に失われます。

 

だから「公認」するわけないのです。「公認」と表立って呼ばないまでも、いつも決まった同じプレイヤーばかり特別視して、いったい誰に何の得があるというのか?その他大勢のプレイヤーに不信感をまき散らすだけのことです。

 

今回のドラクエ10プレイヤー座談会にしても「ポジティブであれネガティブであれ大歓迎」ということを、ことさら強調しています。

 

これはドラクエ10運営側が建前ではなく本気で「プレイヤーとの信頼関係を築きたい」と考えていることの裏返しとも言えます。

 

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過去に問題行動を起こして、なにかしらの処罰を受けているプレイヤーも含まれているとのことですが、そういった方に参加してもらったのも「運営に都合のいい人のことばかりを考えているわけではないんですよ」という信頼感を与えるための、あえての選択だったのでしょう。

 

そして、2回目のプレイヤー座談会は極力、今回とは別のプレイヤーが選ばれることになるでしょう。それも信頼感をあたえるためです。

 

なわけだから、「公認ユーチューバー」とか「公式ブロガー」なるものは幻でしかないのでした。

 

…いや、ぼくは最初からそんなの目指していたわけじゃないんですけどね^^;

 

また、ぼくたちにとっても、「ゲーム会社から信頼されるよりも視聴者さんに信頼されるほうが大事」ってことでもあると思います。がんばらなくちゃ…

 

公式ブロガー、公認YouTuberという幻のゴール【その1】

前回の記事でニコニコ動画は「オタクがオタクに向けた遊び場」であるのに対し、YouTubeは「商品紹介」の文化が根底にある、というふうなことを書きました。

ゲーム実況動画クリエイター温故知新 - リュータ魂!

 

だけど、ぼくを含め、ほとんどのユーチューバーさんがそうだと思うのですが「よし!今日も商品紹介やるぜ!」と思って動画を作っているわけではないと思うのです。

 

たぶん、本当にやりたいのはニコ的な「オタクがオタクに向けたマニアックなネタ」なんだけど、それがぜんぜん再生回数が伸びない。で、いろいろやっているうちに「ある」動画だけがなぜか再生回数が突き抜けて伸びるという現象に直面する。

 

考えてみると、これはあたりまえのことなんだけど、誰でも最初に作る動画というのが、本当は一番やりたかった動画のはずなんです。ブログもそうだと思います。いちばん言いたかったことから書き始める。

 

ところが、たいていの場合、それは「ウケ」ないんです。

 

で、ほとんどすべての人はここでやめてしまう。黒歴史としてなかったことにする。しかし、中には何を血迷ったか「いまはまだ誰にも知られていないだけだ!あきらめずに続けていればいつか、必ず人気が出るんだ!」と錯覚して粘り強く続ける人がいるんです。そう、ぼくのように…

 

すると前述の「ある」動画がやってくるのですよ。なぜかその動画(記事)だけが伸びるという。

 

この時点で、駆け出しユーチューバーさんなりブロガーさんなりは、折れた心を何度も接着剤で補強するような自己心理的ケアを繰り返している状態なので、藁(わら)をもすがる思いで、この「ある」動画にしがみつき、同じような動画の次を作り始める…

 

今にして思うと、この「ある」動画の中にあるものが「商品紹介」の要素だったのでしょう。

 

YouTubeではApple製品などの「ガジェット紹介」とか「開封の儀」の動画が人気があることは以前から知っていました。キッズ系の人気チャンネルにしたってほとんど多くは「おもちゃレビュー」、つまり商品紹介です。

 

いま、こんな記事を書いているのは東京にある「ゲームズマーヤ」さんという、ある小さいけど有名なゲーム屋さんが閉店したニュースをみて、そこでこんなふうに書かれていたことからでした。

 

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“ゲームズマーヤ”閉店……最後まで笑顔と感謝の言葉が溢れる一日に - ファミ通.com

 

【東京】オーナーが高齢になり、インターネットとの競争にも疲れて小さな店を閉店する――秋谷久子さんが経営するビデオゲーム販売店「ゲームズマーヤ」も、そんなよくある理由で最後の日を迎えた。

 だが営業最終日の8日に秋谷さんがカウンターの後ろに立つと、日本のゲーム業界を代表するソニーなどの関係者らが敬意を払いに店に現れた。率直に意見を述べる秋谷さんは業界で最も影響力のある人物の1人であり、インフルエンサーだったからだ。

東京の小さなゲーム店、閉店の日に訪れた客は - WSJ

 

これをみてインフルエンサーってなに??」と思って調べてみて、出会ったのが次の記事。

 

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これはかなり難しい内容で、ぼくも大好きな「マクドナルド」の文字が無かったら途中でくじけていたところなのだけど、ものすごく勉強になる記事だと思います。

 

けっきょくのところ、インフルエンサーとは「他人に影響を与える側の人。とくに他人の購買意思決定に影響を与える人」のことなんだけど、この記事で書いてあることは、

 

インフルエンサーマーケティングとは、影響力のある有名人に、インスタやYouTube等のデジタルで自社ブランドや商品について発信してもらうことではない」

 

ということです。

 

この記事でマクドナルドの人が言うには「有名ユーチューバーと言えども、チャンネル登録者数(フォロワー)は数十万、数百万程度。全国的な認知獲得のためには全く不十分と思っています」。はぁ…さすがマック言うことがデカイ。

 

で、その全国的な認知獲得のためにはマスメディア(テレビとか雑誌、新聞)のほうが向いている、効果がある、と。

 

そして、ある商品、たとえばマックで言えば新製品を宣伝するのにも順序を考えていて、最初はプレスと言って報道機関向けに記者会見を開いてニュース等で取り上げてもらい、そのあとにソーシャル、つまりツイッターとかインスタ、YouTubeで拡散してもらって、最後にマスメディアにCMを打つというのが効果的だと考えているそうです。

 

これみて「あっ」と思ったのが、スクエニ社の我らが「ドラゴンクエスト11」も、まったく同じ展開をしていたということ。

 

ドラクエ11の場合、まず4月11日(あたり)に「発売日決定!」の発表会を本田翼さんのデモプレイの様子を交えてメディアの記者向けにおこないました。で、新聞でも取り上げられました。

 

すると今度は(ぼくも含め)、ユーチューバーなりがそれを素材にして動画をつくって拡散をはじめます。また、今度はメディアの記者向けではなく、大阪、札幌などの大都市でファンに向けて体験会も順次おこなわれました。これもSNS(ソーシャル)での拡散を狙ってのことでしょう。

 

そして「いつくるか?まだこないの!?」と言われていたテレビCMが7月29日の発売日の1週間前になって、ついに集中投下。それはもう有名芸能人の方々を盛大につかってです。

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つまりマックの人が上の記事で書いていたことを、ドラクエ11もまったく同じような順番で実行していたわけです。

 

ここで大事なのが「記者向けのプレス」「YouTubeツイッターなどのソーシャル」「テレビなどのマスメディア」はそれぞれ役割が全く違うということ。

 

ぶっちゃけいってしまえば、YouTubeでもツイッターでも(フォロワー数の多い)有名人である必要はない」ってことです。

 

そして話は冒頭に戻って、ユーチューバーやブロガーの「商品紹介」にも成功するには流儀がある、ということにつながっていくわけです。

 

長くなってので、ここでいったん切りまーす!つづきは次回!

 

ゲーム実況動画クリエイター温故知新

ゲーム実況動画っていつからあったものなのだろうか?

 

調べてみると、どうもTV番組「ゲームセンターCX」なるものが

2003年に始まったのがゲーム実況の産声らしい。

 

ただし、これをゲーム実況の元祖というのは、いま話題の電気自動車の元祖を19世紀に求めるようなものだ。

 

ちなみに、19世紀にはすでに実用的な電気自動車が時速100kmを突破していたし、なんと、ガソリン車よりもすでに電気自動車のシェアのほうが高かったらしい。

電気自動車の歴史 [電気自動車・EV] All About

 

じゃあ、なぜその後ガソリン車が席巻するようになったかというと、最高速度面でガソリン車のほうが優位だったことがひとつ。しかし、最大の理由としては「電気自動車は化石燃料を使わなかった」ことだったんじゃないかな?

 

つまり、いまと流れがまったく逆なんです。いまは「ガソリン車は化石燃料を使って環境に悪いから」電気自動車への移行が始まっている。20世紀の初頭は「化石燃料を使わないから電気自動車はダメだ」。

 

…当時の石油産業は最先端産業。新興国アメリカが覇権国イギリスをしのぐ力をもつ過程の文字通りの発火燃料でもあり、国の命運を左右する象徴でもあったのでしょう。優遇よろ!

 

そういう意味で、プロの芸能人がテレビ局の仕事としてプレイした実況は、いまのゲーム実況とはまったく流れが逆だと思う。

 

となると、ニコニコ動画がスタートした2006年末以降の、素人がなんとなく「自分でも作れる動画」としてうpし始めたものがゲーム実況動画の発端といえるでしょう。

 

正直、これは意外だった。思っていたより新しい。てっきり、1990年代後半あたりから、あるもんだと漠然と思ってた……

 

で、いまさらながらニコニコ動画の当時のゲーム実況をみてみると、当時の人は凄かった!

 

はじめて「フルボイス実況」なるものがあったのを知ったんだけど、すごいねw 

 

ドラクエ2のフルボイス実況とか、「ぐふっ!」みたいなドラクエ語までいちいち律義に声あてるのねw ほかにもしゃべらないはずの主人公の独り言を勝手にでっち上げて(たいてい毒舌)しゃべったり。

 

面白いかどうかは個人の感覚にまかせるとして、巧い。ひとりで声や調子を変えてみんな演じるんだよね。それも明らかに笑いを狙ってきてる。演者でし。

 

この時代、忘れちゃならないのがヒャダインさん! 当時のネット記事をいろいろ漁っていると、やはりネットクリエイターのスターだったらしい。さすが!

 

そりゃまあ、そうだったんだろ、と思う。独りで女性の歌声まで演じてしまうのがすごいのはもちろん、そもそもにして音楽力がスバ抜けている。


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DQIV 第三章で、「トルネコのうた」【ヒャダイン】 - ニコニコ動画

 

絵師の人もすごい。ヒャダインさんは「ゲーム音楽を超絶アレンジした人」であって、ゲーム実況者ではないのだけど、その独自の歌詞はゲームファンの「こいつわかってるな」心をくすぐるものばかりで、ゲームプレイに基づいた音楽の再構築は、才能を持つ者だけが到達できるゲーム実況のひとつの到達点ともいえると思う。

 

ひるがえって、いまのゲーム実況。

かつてニコニコ動画で「オタクがオタクに向けた遊び」としてやっていたものとは、また流れが違うと思う。

 

YouTubeは「商品紹介」の文化なんだと思う。

 

ターゲットは小学生から。そしてメインはゲームマニアではない普通の人。

 

これ、思ったんだけど、当時、ニコニコ動画が好きだった人って、いまのYouTubeのゲーム実況は少し退屈に感じるんじゃないかなあ? どうなんでしょ?

 

ゲーム会社に遠慮して明らかに抜けている毒。徹底した初心者目線。ガチプレイよりもエンジョイ勢的な企画。商品紹介の究極系「ガチャ動画」。

 

なんか他人事みたいに言ってるけど、ぼくもそこは強烈に意識しています。

 

「どっちが面白いか?」って話じゃないですよ? ターゲットが変わっただけ。というか、YouTubeは広く一般の人も視聴してくださるものであって、当然、それに合わせた面白さ、わかりやすさを追求しなければならない。ただし、マニア向けの面白さは薄くなるしかないのかもね。

 

かつてドラクエ10のプレイ動画といえば、ニコニコ動画が主流で、ニコ動はアカウントがないと視聴できなかったから、ぼくのフレなんかはニコ動で有名な人の動画をYouTubeに再アップしたものをみていました。

 

それはドラクエ10の規約でYouTubeでのうpがまだ認められていなかったから」という背景によるものという説が有力ですが、どうでしょう?

 

ぼくは、ドラクエ10のゲーム実況をニコニコ動画でしていた人たちというのは、たとえYouTubeドラクエ10が認められていたとしても、ニコニコ動画を選んでいたと思う。

 

それは、いまこうして昔のニコニコ動画を観て新鮮に感じた驚きが、ぼくにそう思わせているだけなのかもしれない。

 

ぼくは…この先、どうすればいいんだろう?

 

YouTube流の「商品紹介」の文化に染まって、毎月お金ももらえるようになった。

 

このお金を使って、もっと面白いチャンネル、面白い動画にできないか考えています。

 

具体的には、レトロゲーム(もちろんドラクエ!)をプレイできる環境をまずは整えました。

 

次は…もう少し、違った、そして大胆なお金の使い方をしようと画策中です。その話は今度また。

 

これがネーミング術だ!ファンタジーな動画、魂の叫び(ヤバし

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とつぜんですがクイズです。

このブログ、そろそろ開設2週間になるのかな? さあ、そのあいだ、ぼくが最も気にかけていたこととはなんでしょう?

 

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答え→

YouTubeのチャンネル登録者数がどのくらい減るか? および、Twitterのフォロワー数が何人減るか?

 

え~っと、いちおー言っておくけど何人「増えるか」じゃないからね? あたりまえだけど、何人「減る」の話だからw

 

新ブログ立ち上げ早々、この後ろ向きな暗さはなんなんでしょうか…自分でもヤバいと思った。

 

ふつー、こうして春を迎えて新ブログ始めたぞ!ってときは、

 

「てきとーに更新頑張っていくのでヨロです(^o^)/

 

「まだ始めたばかりなのに訪問してれた方マジ感謝!w」

 

「やりたいこといっぱいあるけど慣れてないしまだ秘密ということでww リクも受け付けてますお願いします(`・ω・´)」

 

↑↑↑

これ、ふつーはこういうノリだと思うんです、この時期は。。

 

で、いちばん気にかけていたことの結果ですが、開設早々リアルのぼくの根の暗さがいかんなく発揮されているにもかかわらず、ツイッターのフォロワーは想定外に好調でなんと2名様も増加している模様です今のところ。

 

ユーチューブチャンネルの方はブログ開設以降、登録「解除者」が増加傾向ですが、現時点ではブログの影響かどうかは判定できないレベルに収まっています。引き続き注視し万全を期す所存です。

 

…はぁ。ブログ始めた直後からすでに「もうブログ閉鎖しようかなあ」と考え続けてきました。

 

やっぱり、なに書いてもビクビクしちゃうんですよね。

「あ~、これ書くと嫌われるのかなあ」とか「いま登録者減ったけど、あの発言がまずかったのかもなあ、やっぱり」とか、こんなことばかり考えるようになっちゃいます。

 

べつにこれって、ぼくだけじゃないと思う。

ユーチューブの方のコメント欄で、いただいたコメントなのに表示されないから返信もできないコメントがたまにあるんですよ。

 

このあいだもカミュのシーンなんか映画みたいで、もうドラクエじゃないみたい…」ってコメントいただいてたんですね。

 

で、あとでコメント返信しようってタイミングの時にみると、そのコメントだけが神隠しにでもあったかのように存在しないので、たぶんみんなが「よかったよ~」とか「楽しみですね!」といった明るいコメントを寄せてくださっている中で否定的なコメントはよくないとコメント主さんが思われて削除しちゃったのかなあと勝手に想像しています。

 

…なんていうんだろう。ぼくは、べつにそのぐらいなんてことはないと思うし、むしろ否定的な意見もどんどん欲しいと思っているぐらいなんですよ(^▽^;)

 

実はリアルのぼくは毒舌キャラだったりします。ユーチューブチャンネルでぼくを知った方は、「へぇ意外」って思うのかもしれない。

 

これは一見、逆のように思えるのかもしれないけど、顔も素性も知られているリアルのほうが毒舌を言いやすい。たぶん、リアルはぼくという人間をすべてさらけ出しているから「あいつ口悪いけど、まあそれだけの人間じゃないから許せるんだよな」と総合的にみてもらえるのでしょう。

 

ネットは逆。匿名とかアバターだからこそ、ものすごい発言に気を遣う。発した言葉がその人のすべてになっちゃうからね。

 

だから、本当は顔出しまでしちゃったほうが楽なのかもしれない。いろいろ許してもらいやすいのかもしれない。

 

それがいかに危険な賭けなのかは、ドラクエ10の多くの有名人様の末路をみていればわかるけどね…(こわいこわい

 

「ミュージック&ファンタジー」

 

このブログの昨日までの謎タイトルですが、実はこれ、Youtubeチャンネルの「テーマ」にしようと思って考えついた言葉です。

 

言ってみれば、脱リアル主義。いかに肉体を感じさせず、夢のようにキレイな世界を構築するか。

 

まあ、これ、「アース ミュージック&エコロジー」ってCMのパクリなんだけどねw

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昔、テレビでやたらみかけた「アース ミュージック&エコロジー」ってCMの雰囲気がお気に入りで、その時はなんのCMなのか全然わからなかったけど、最近ふと思い出して「なんのCMだったんだろう?」と調べてみたら、ファッションブランドだった。

 

この雰囲気をYoutubeチャンネルに活かせないかな?と考えたのが「リュータ ミュージック&ファンタジー」というわけさ。

 

けど、そのテーマを徹底するためには、文章を書くことはやっぱり反すると思う。文章はどうしてもリアルがにじみ出る。もちろん、嘘を書いて心キレイなブログにしようと思えばできる。

 

でも、それはしたくない。そこまでしたら、魂が死んでぼく自身がファンタジーになってしまう(ちょっと大げさかなw)。

 

そうだ「魂」だ!

 

「リュータ魂!」

 

すさまじく恥ずかしい名前だけど、これをこの続くかどうかもわからないブログのタイトルにしよう。厨二っぽいけど、命名はこのぐらい思い切ったもののほうがいい。

 

それに、「これは魂をこめてます」と書いたほうが、なにを書いてもなんとなく許してもらえそうな気がする。

 

…気がする

海外版ドラクエ11のボイスに感動しました…

なんと!このブログ、予想よりもずっと多くの人にみてもらっているようです(^▽^;) ありがとうございます!

 

もしこのペースで伸びていって月額広告収入も手にすれば、3か月後にはコンビニでアイスを1本買えるようになりますね。

 

さて、軽く前回までのあらすじを済ませたところで、今日は新着動画のおはなし。

 

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久しぶり(まる一か月ぶり)に動画作りまして、しかもひと月前のその動画が残念ながら伸びなかったので、相当、初動は悪いことを覚悟していたのですけど、そんなこともなく、週一ペースで投稿していた頃と変わらないアップ直後の伸びをいただけました。ありがとうございますm(__)m

 

よく「毎日あげなきゃだめだ!」って言われているし、有名な方々は毎日どころか一日に何本も上げ続けているのだから、確かにどんどん動画つくったほうがいいに決まっているんだけど、それが全てでもないってことですね。

 

こればっかりはグーグルのアルゴリズムがどうなっているのかわからない。

 

ぼくも他の方をチャンネル登録していても、しばらくみなかったチャンネルの動画は「あなたへのおすすめ」にも顔をださなくなるし、そのままフェードアウトしちゃうのは間違いないと思うのですが…

 

ぼくとしては、やっぱり量より質を大切にしたいと思っています。だって、観てくださる方だって忙しいのだから!毎日アップされたら、いくら応援したい人でも、ついていけなくなっちゃいますよね~。

 

それにしてもぼくは、投稿しなさすぎですが…

 

動画の内容については、海外版のボイスのうまさには本当に舌を巻きました。

 

家族がよく「ダウントン・アビー」とか海外ドラマをみていて、ぼくは食わず嫌いで観ないんですが、ちらっとみる雰囲気的にはすっごいクールで上質なものをつくってるんだなーって感じですね。

 

だからドラクエ11の海外版ボイスの迫真の演技力を見て、「ああ、なるほど」とも思いました。

 

じゃあ、日本の役者さんや声優さんは海外より劣るのかというと、まったくそんなことはないはずと思う。

 

だけど、日本のドラマとか、これまたチラっと見る限り、およそ海外ドラマのようなリアルな雰囲気は感じない。なんていうか、ギャグものが多いよね?べつにギャグものってわけじゃないんだろうけど、必ず漫画的要素を入れなきゃいけないお約束があるみたいな。

 

NHKの朝ドラからしたって「これ、リアルの人間だったら、こんな反応じゃないよね」みたいな役者さんのやりとりでシーンをつなげている。

 

なんていうか、日本の場合、台本の段階から「リアリティがない」。そんな台本を元に役者さんや声優さんはやるしかないのだから、本当はリアルで迫真のある演技をできる人でも、違和感がついてまわっちゃうのではないか…

 

…まあ、以前の動画で紹介したスクエニの声優コンテストの課題がこれですから…

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このセリフで声優志望の方のなにを測りたいのか謎ですが、たしかにドラクエ10のメインストーリーじゃなくてサブクエストのセリフってこんな感じの多いですよね。

 

まあ、どっちが上とか下ってことではないのでしょう。アニメ、マンガ、歌舞伎の国の日本には日本ならではの好みがある。

 

どんなに社会的に真面目なテーマでも、どこかデフォルメしたがるのが日本なのかも。

 

一方、欧米はどんなにくだらないテーマのものでも大真面目にリアリティを追求してくる気がしてならない。ときに日本人には、そのギャップがいたたまれなく感じられる。

 

ただ、ドラクエ11海外版の声優さんが超一流なのは間違いない。人を圧倒する迫真の演技だ!

 

そのすごさたるや、なかなか動画を作らないぼくが感動のあまり、久しぶりに、それも短時間で動画を作ったというのだから驚きだ!